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おできの話

皮膚科の病気の話

おできの話

皮膚の下に何かしこりを触れる場合、「おでき」があると言って受診されます。よくある「おでき」についてお話します。

  かたさと形 深さ  
ふんりゅう
(粉瘤)
ゴムボールくらいのかたさで丸くふくれます。中央付近に毛穴の開いたようなヘソが見えることが多い。 皮膚に接している皮膚が袋状になったものです。 中にアカがたまっています。ときに急に赤くはれて痛くなります。(化膿性粉瘤)
石灰化上皮腫 石みたいにごつごつしています。境界明瞭です。 皮膚のすぐ下 白い石灰のかたまりのような腫瘍です。
脂肪腫 やわらかく、境界不明瞭です。 深い 脂肪のかたまりです。ときに筋肉内にもできます
当院の方針

炎症をおこしている「おでき」は、まず抗菌作用のある飲み薬やぬり薬で治療をします。なるべく安静を保つことも大事です。

 

手術適応のあるものについては、現在当院では局所麻酔での手術を休止しておりますため、近隣の提携大学病院等へご紹介させていただいております。

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